北朝鮮、米同盟国による監視を批判

[ソウル 13日 ロイター] - 北朝鮮外務省は13日、米同盟国が国連制裁違反を点検するとの名目で北朝鮮への監視を強めているため、国家主権と安全保障を守るために必要な措置を採るとする声明を出した。朝鮮中央通信が伝えた。

声明は英国、カナダ、ドイツ、フランス、ニュージーランド、オーストラリアの6カ国に対し、国連制裁を口実にした「アジア太平洋へのあからさまな軍事介入」を直ちに中止するよう要求している。具体的にどのような対抗措置を採るかには触れていない。

韓国国防省が先に明らかにしたところでは、韓国と英国は4月、国連の制裁決議を実行するため、朝鮮半島近くの海域で合同哨戒を行った。

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