アストロズ最下位脱出 バーランダーが7回無失点、タッカーは13号

【アストロズ9-3タイガース】@コメリカ・パーク

日本時間5月13日、ア・リーグ西地区の最下位に沈むアストロズは敵地コメリカ・パークでのタイガース3連戦の最終戦を迎え、試合後半に打線が機能して9対3で勝利。3連戦を2勝1敗の勝ち越しで終え、エンゼルスを抜いて地区4位に浮上した。アストロズ先発のジャスティン・バーランダーは古巣タイガースを相手に7回2安打8奪三振無失点の好投を見せ、2勝目(1敗)をマーク。タイガース先発のジャック・フラハティは7回途中7安打3失点で3敗目(0勝)を喫した。

3連戦の最終戦は両先発の好投で5回まで両軍とも無得点という投手戦に。しかし、アストロズは6回表一死1塁からカイル・タッカーがメジャー単独トップとなる13号2ランを放ち、先制に成功した。6回裏二死満塁のピンチを切り抜けると、7回表二死1・2塁からジェイク・マイヤーズとマウリシオ・デュボンに連続タイムリーが飛び出し、2点を追加。バーランダーは古巣タイガースを相手に7回95球を投げ、被安打2、奪三振8、与四球2、失点0の好投を見せた。

その後もアストロズ打線の勢いは止まらず、8回表にヤイナー・ディアス、ジョーイ・ロパーフィード、マイヤーズと3連続タイムリーで4点を追加。マイヤーズは9回表にもタイムリーを放ち、途中出場ながら3打数3安打3打点の大活躍だった。9回裏にスペンサー・トーケルソンの1号2ランなどで3点を返されたが、9対3で快勝。敵地でのタイガース3連戦を2勝1敗の勝ち越しで終え、地区最下位を脱出した。

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