三重県津市の自宅で同居している母親に暴行を加えたとして11日、42歳の会社員の男が逮捕されました。母親は死亡していて、警察は傷害致死容疑も視野に入れて、暴行と死亡の因果関係を調べています。
傷害の疑いで逮捕されたのは、津市榊原町の会社員・藤田好宏容疑者(42)です。
警察の調べによりますと10日、藤田容疑者から「母親が起きてこない」と消防に通報があり、救急隊が自宅に駆けつけたところ母親の藤田ミサ子さん(66)がすでに死亡していたということです。
ミサ子さんの頭や腹などに殴られたような跡があったことから、藤田容疑者に事情を聞いたところ暴行を認めたため、11日に傷害の疑いで逮捕しました。
藤田容疑者とミサ子さんは2人で暮らしていて、警察では傷害致死容疑も視野に入れ、司法解剖などを行って暴行と死亡の因果関係を調べることにしています。