“諦めないこと”を『DASH』から学んだ森本慎太郎 超地道な米の種まき作業で天才的な手段を考案!?

SixTONESの森本慎太郎が5月12日放送の『ザ!鉄腕!DASH!!』に出演。今年で24年目となる米作りをスタートさせ、稲の苗を作るための種まき作業を行った。

良質な種もみを厳選する方法、『塩水選』によって選び抜かれたものをプランターに撒(ま)いていく作業のため、福島県大玉村を訪れた森本。芽を出すために流水に浸していた種もみを取り出しにきたものの、米作りの経験に乏しい森本には「何も違いがわかんない!」。いつもならばTOKIOのメンバーが先輩として教えてくれるものの、今回のロケに参加しているのは森本1人だけ。そこでサポートしてくださっている地元の米農家・古川さんに教えを乞うことに。

種もみの中から1つを指さした古川さんは「白いのがぽつっと出てるでしょ?これが芽」とわかりやすく教えてくれた。これを撒くのだがその前に、もみ殻が外れてしまいもろくなった米粒は前もって省いておくことに。もろくなった米は指でつまむとすぐにボロボロの粉状になってしまうのだが、森本は「(これが米粉と言うことは)じゃあうまいヤツじゃないですか!」と、躊躇(ちゅうちょ)なく米のかけらを生のままパクり。古川さんからも「今食べる?」と突っ込まれるも「おいしい!甘い甘い!」と、次々に口に運んでいく(※生米の大量摂取は消化不良の危険性がありますので、お止めください)。

芽が出た種もみ

いよいよ種まき作業スタート。まずは苗を育てる専用の穴の開いた箱に土を入れていく。穴が埋まるぐらいの土を入れたが、そのまま種をまくと種が水で流されてしまうので、土の量は穴の9分目ぐらいにする必要がある。かつては種をまく穴を、指などを使って1つ1つ押していくことで土を押し固めていたが、森本は「めちゃくちゃ天才なこと考えたんすけど」とある方法を提案。それは余っている同じ苗箱を使い、穴の部分の位置を合わせて重ね、上から押さえつける、という方法。こうすると1回の作業で1つの苗箱全ての穴を調整できる。「みんなこれでやってこなかったの?」と言う森本に古川さんも思わず「すごくいい。天才…!」とつぶやき、森本は得意気な表情を浮かべていた。

こうして土を入れた穴に1粒ずつ種もみを入れていくのだが、細かい作業が得意ではない森本は1度に何粒も種を入れ、後から1つ1つの穴に振り分け始めた。その様子は古川さんも「(国分)太一さんいたらめっちゃ怒られてるパターン。大丈夫?」と心配するほど。大雑把な作業をする森本に古川さんは「“苗半作”って言うぐらいだから、苗で半分は決まっちゃうからね、米。そんなに重要なんだよ」とアドバイスを送る。

15分かけてようやく1箱分の作業が終了。しかし、5面の田んぼに田植えするにはこの苗箱が20箱必要となる。そこで、4月に入社したばかりの3人の新人番組スタッフにも手伝ってもらうことに。独自の方法で時間がかかってしまう森本を横目に、8分で1箱というなかなかのペースで作業を進めていく新人たち。これには森本も「やっぱ若いっていいんすよ」とぼやき気味。それでも“先輩”である森本は新人スタッフたちに「何か質問ありますか~?」と会話を振る。

入社したばかりの新人スタッフ

すると「DASHで今まで経験してきて学んだことってありますか?」という質問が。森本は「“諦めないこと”かな」と話し、「何事もくじけそうになるんですよ。できないし、やれないし、DASHのことって。ユンボ(油圧ショベル)とかもそう。でも、諦めないでやってるとできるようになるし、メンタルとかも強くなってる。それが、普通の自分の人生にめちゃくちゃ活きてくる」と、先輩らしい見事な答えを返していた。

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写真提供:(C)日テレ

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