「節約ワザ」をやめたら食費が減った!?【食費の削減】4人家族で毎月の食費が2万円台の達人も!

相次ぐ食品価格の値上げで、家計が悲鳴をあげているという人も多いはず。節約上手のサンキュ!STYLEライターさんたちは、どんなふうに乗り切っているのでしょうか。じつは、多くの達人が口をそろえて言うのが「やめること」も節約の大きなポイントだということ。どんなことを「やめた」のでしょうか?具体的に教えてもらいましょう。

なんでも手づくりすることを「やめた」

dango k/gettyimages

「楽する家事ワザ」を発信している、サンキュ!STYLEライターのむらせさん。一般的には、総菜や市販の調味料などにたよらず、日々の食事を自分でつくる自炊が節約のコツだといわれますが、「あまり料理が得意ではない」というむらせさんは、自分にあわない節約ワザは思い切ってやめました。

そのひとつが、なんでも手づくりすること。1からつくると手間がかかるものは、市販のものを上手に利用することに。冷凍餃子や、麻婆豆腐の素、それだけで味が決まる万能タレなどはとくに重宝しているといいます。もちろん、料理が好きで手づくりすることが苦ではないという人ならば、そのほうが節約にはなるかもしれません。でも、むらせさんにとっては、無理なく自炊を続けることのほうが大切なのです。

出典:サンキュ!STYLEライターむらせさん

がんばりすぎることを「やめた」

出典:サンキュ!STYLEライターせゆママさん

4人家族で、毎月の食費が2万円台という、サンキュ!STYLEライターのせゆママさん。がんばらない節約こそが、続けるためのコツだといいます。

そのコツのひとつが、「ふだんの夕食や週末の昼食を、多めにつくっておくこと」です。とくに主菜は、レシピの1.5倍から2倍ほどつくっておくといいます。多めにつくった主菜は、次の日の、せゆママさんの昼食と夫のお弁当に。お弁当は節約の大きなポイントといわれますが、これなら、朝早く起きて、1からつくる必要がないといいます。同じように、週末につくるパスタや焼きそばも多めにつくって冷凍保存します。お弁当や夕食でちょっと使いたいときも、レンジで温めればいいだけ。

市販の冷凍食品にたよることも少なくなり、せゆママさんの昼食と、夫のお弁当代は、ほぼ0円。せゆママさんが、毎月2万円をキープできているのは、「ふだんの夕食以外はかなり手を抜いて、楽をしているから」だといいます。

出典:サンキュ!STYLEライターせゆママさん

まとめ買いを「やめた」

出典:サンキュ!STYLEライターシンプリストうたさん

シンプルに暮らすためのアイデアを発信している、サンキュ!STYLEライターのシンプリストうたさん。引っ越しや物価高でじわじわとエンゲル係数が上がってきたため、あたり前にやってきた行動を見直してみることに。

そのひとつが、まとめ買いをやめることでした。まとめ買いは、買い出しの手間は減りましたが、食材の管理がうまくできず、買ったことすら忘れて腐らせてしまったことも。今は、運動もかねて毎日スーパーへ通うことで、その日のお買い得品や、見切り品などもうまく購入できるようになりました。その日に食べる分と、冷凍できるものしか買わないことで、フードロスを減らすことにもつながったといいます。

まとめ

「やめたこと」が食費節約につながった例をご紹介しました。節約の達人たちに共通していること。それは、自炊が大きなポイントではあることは共通しているのですが、一般的に「節約ワザ」といわれていることも、自分にはあわないと感じれば、1度やめてみる。やめてみたときに「楽だな」「続けられるな」と感じれば、それが自分にとっての「節約ワザ」になるということなのです。

節約方法は人それぞれ。「自分にとって大変だなと思うことは続かない」「続かない節約方法は効果がない」ということを教えてもらいました。ぜひ参考にしてみてくださいね。

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