多摩川河川敷で妖怪“ヨーコちゃん”大捜索!松島聡が見つけた「エグイ量の落とし物」の正体は…!?

TOKIOの国分太一とtimeleszの松島聡が5月12日放送の『ザ!鉄腕!DASH!!』に出演。多摩川沿いの河川敷で“妖怪”と呼ばれる動物を捜しまわった。

『新宿DASH』の拠点を訪れた1人の男性。彼は都会の生き物のことなら何でも知っているという生物専門家の川上洋一さん。聞けば「ここ20~30年は(都内での)発見記録がない」生き物が「都内に“進撃”してる」という。その生き物は通称“妖怪ヨーコちゃん”。江戸時代、街灯もなく真っ暗闇だった夜に行動するコウモリなどの夜行性の生き物は不気味な存在として妖怪になぞらえられてきたが、今回の“ヨーコちゃん”も特徴的な姿と鳴き声から“妖怪”扱いされた夜行性の生き物らしい。かつては東京や神奈川の都市部にも生息していたが、戦後開発が進むにつれて数が激減し、環境省の調査では平成初期に絶滅したとされていたという。

この“ヨーコちゃん”を捜すために国分と松島が先生と一緒にやってきたのは、東京都世田谷区・二子玉川付近を流れる多摩川の河川敷。川沿いを歩いていると、同じように調査をしているらしい一団と遭遇。彼らは麻布大学獣医学部・塚田英晴教授の調査チーム。塚田教授は日本における“ヨーコちゃん”研究の第一人者で、昨年二子玉川の河川敷で学生がたまたま見つけた“落とし物”が“ヨーコちゃん”のものだと判明し、自ら捜索に出向いてきたのだという。そんな塚田先生をもってしても、実際の“ヨーコちゃん”の姿は未確認とのこと。それを聞いた国分は「(僕らは)もう逃さないですから!」と、手で“ヨーコちゃん”をとらえる仕草で意気込みを示した。

現在地から東京湾に注ぐ多摩川の河口までは約17km。国分たちはその河川敷を自転車で走りながら捜索することに。塚田教授も加わって多摩川沿いを走っていると国分が「あっ、あれ鳥の巣かな?」とそれらしいものを発見。動物の専門家2人も気づかなかった鳥の巣を国分は遠く離れた場所から発見していた。先生方の見立てではキジバトのものと思われるこの巣の近くには、オニグルミの実が落ちており、川上さんは「これヒントですよ!」という。「“ヨーコちゃん”これ好きなんですか?」と聞く国分に川上さんは「まぁ、間接的には」と何かを含んだような答え。塚田教授はその意味を理解したのか「なるほど~」と納得した表情。国分と松島は「違う遊びしてんな~。違う遊び2人がし始めてる!」「してますよね!」と、少し取り残された様子だった。

先に進むと、塚田教授が河川敷の藪(やぶ)の中に“ヨーコちゃん”が掘ったと思われる大きな穴を発見。これは“ヨーコちゃん”が自分たちのエサとなる小さな動物が暮らしている場所を掘ったものと思われた。ここで“ヨーコちゃん”が肉食獣であることを知った国分に、塚田先生は「これですよ」と先ほど発見したオニグルミの実を見せる。「これを食べるのは?」「リス?」「それを食べるのは?」「…“ヨーコちゃん”!?リス食ってんだ!」と、ようやくオニグルミがヒントになるという意味を理解していた。

さらに奥へと進んでいくと、“ヨーコちゃん”の好物であるハタネズミが暮らしているとされる地域で怪しげな掘り跡をいくつも発見。がぜんテンションが上がる一行。河川敷の深い藪の中へとどんどん入っていく塚田教授の姿に国分は思わず「河川敷のアベンジャーズ…“河川ジャーズ”!」と命名していた。

その後、国分や塚田教授チームの学生が“ヨーコちゃん”が暮らした跡と思われる穴を次々と発見。松島は「(何か)見つけたいよ~」と藪の中を探しまくる。すると、ふと目をやった足元に「エグイ量の落とし物(フン)」を発見!すぐさまメンバーを呼び寄せた松島は先生方にフンを確認してもらう。塚田教授は「あ~はいはいはい。いいもの見つけましたね!」と興奮気味ではあったが「これ、“ヨーコちゃん”(のフン)?」と聞く国分に首を振り「タヌキ!」と断言。

タヌキの家族には同じ場所にフンをする“ためフン”という習性があり、このフンもその1つと考えられた。その量から推測すると、先ほどまで発見していた穴や掘り跡などは全て、この地域に棲(す)み着いたタヌキの大家族のものらしい。“ヨーコちゃん”につながる大発見かと思っていた松島はこの結果に「めっちゃショック…」とがっくり。しかし国分から「答え合わせができたよ!」と励まされると「まぁそうですよね!」と気を取り直し、再び調査へと向かっていた。

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写真提供:(C)日テレ

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