「初めてでとても良かった」約280年の歴史…檜枝岐歌舞伎「奥州安達ケ原 文治館の段」観客を魅了【福島県】

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5月12日、檜枝岐村で約280年の歴史を持つ伝統の檜枝岐歌舞伎が上演されました。

檜枝岐歌舞伎は江戸時代の中期にお伊勢参りに行った村人が、江戸で見た歌舞伎を村の娯楽として取り入れたのが始まりとされています。

舞台を清める「寿式三番叟」の舞が奉納され、福島中央テレビなどからのぼり旗が贈られました。

今回の演目は「奥州安達ケ原 文治館の段」で、悲劇の中に家族の愛情や武士の忠誠などが描かれています。

■神奈川県から訪れた人は

「舞台を観には何回か来ているが、歌舞伎を観るのは今日が初めてで、とても良かった」

村民らの気迫の演技に会場からは大きな拍手が送られていました。

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