都内各地で能登半島応援イベント 特産品など「買って応援」

能登半島地震の被災地を支援しようと、都内各地で能登地域の伝統工芸品や特産品などの販売イベントが開催され、被災地の復旧・復興を後押しする動きが広がっています。

記者:「汁物を入れるお椀やお箸など、美しい光沢の輪島塗が販売されています」

日本橋にある「日本百貨店」の一角に4月17日から設置されている「輪島塗応援コーナー」は、東京都が、能登半島地震で大きな被害を受けた輪島塗の復興支援を目的に企画しました。5月10日に視察に訪れた小池知事は、担当者の説明を受けながら陳列された商品の数々に目を凝らしていました。

小池知事:「東京都の皆さんに実際に触れてみて、そしてお買い上げいただければ、最大の応援になるのではないかなというふうに思っています」

輪島塗のお椀だけでなく、箸など1000円台から購入できるものもあります。都の担当者によりますとオープンからの売れ行きは好調だということです。

能登半島地震からの復興を「買って応援」する動きはほかにも。港区のイベントスペースでも、能登半島の復興を支援する物産展が開催されました。会場には能登牛を使ったビーフジャーキーなど約50種類の加工品や、地元の米で作った日本酒など、石川ゆかりの約20種類の飲み物が並びます。物産展の売り上げの一部は被災地の石川県に送られます。

購入した人:「物を買ったり募金することしかできないですけど、多少なりともと思ってお手伝いさせて頂きます」「1日でも早い復興を祈っています」

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