被災地では地盤災害に注意 13日朝にかけ局地的に強い雨(高知)

高知県内では12日夜から13日朝にかけて局地的に強い雨が降りました。

発達した雨雲は東に抜け大雨のおそれはなくなりましたが、引き続き土砂災害に注意が必要です。四国の南の海上にある前線の影響で、県内では大気の状態が非常に不安定となり、12日夜から局地的に強い雨が降りました。

11日の降り始めから13日午前11時までの雨量は、香美市繁藤で189.5ミリ、馬路村魚梁瀬で128ミリ、仁淀川町鳥形山で121ミリ、室戸市佐喜浜で113ミリとなっています。

現在は、発達した雨雲が東に抜け県内で大雨のおそれはなくなりました。

ただ、4月17日の地震で揺れが大きかった地域では、地震前と比べて地盤が緩み、少ない雨でも土砂災害が起こりやすくなっています。

宿毛市では、降り始めからの雨量が99ミリとなっていて、気象台は、引き続き土砂災害への注意を呼びかけています。

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