by 宇都宮 充
GIGABYTEは、QD-OLEDパネル搭載のゲーミングモニター3機種を17日に発売する。32型の「AORUS FO32U2P」、「AORUS FO32U2」、および27型の「AORUS FO27Q3」を用意し、実売予想価格は順に23万1,500円前後、20万8,500円前後、16万2,000円前後の見込み。
3機種共通で、中間色0.03msの高速応答速度や高リフレッシュレート表示に対応したQD-OLEDパネルを搭載。DCI-P3 99%の色域をカバーし、DisplayHDR True Black 400認証を取得している。焼き付き防止機能も複数備える。
HDMI 2.1ポートを搭載し、PlayStation 5やXbox Series Xでの動作も検証済みで、120Hzでの映像入力に対応。FreeSync Premium Proもサポートし、かくつきやテアリングも抑えられる。そのほか、暗いシーンの視認性を高めるブラックイコライザー2.0、CPUやGPUの情報を画面に表示できるダッシュボード、KVM機能なども搭載している。
AORUS FO32U2P
AORUS FO32U2Pは、31.5型4K(3,840×2,160ドット)/240Hz表示対応のゲーミングモニター。DisplayPort 1.4 HBR3と比べて2.5倍の帯域幅を実現するDisplayPort 2.1 UHBR20をサポートしている。また、DisplayPortのデイジーチェーン接続も可能。
主な仕様は、表示色数が10億7,000万色、中間色応答速度が0.03ms、輝度が250cd/平方m、コントラスト比が150万:1、視野角が上下/左右ともに178度。
インターフェイスは、HDMI 2.1×2、DisplayPort 2.1(入力)、DisplayPort 1.4(出力)、Mini DisplayPort 2.1、USB Type-C(映像入力/最大65W給電対応)、5W+5Wスピーカーなどを装備。2ポートのUSBハブも備える。
本体サイズは718.3×158.6×613.6mm、重量は8.53kg。
AORUS FO32U2
AORUS FO32U2も、同じく31.5型4K/240Hz表示対応のゲーミングモニター。上記機種と同様の表示性能で、HDMI 2.1やUSB Type-Cは搭載しているが、異なる点として、DisplayPort 2.1が非搭載で、デイジーチェーン接続にも非対応な点や、USB Type-Cポートが18Wまでの給電しか行なえない点が挙げられる。
主な仕様は、表示色数が10億7,000万色、中間色応答速度が0.03ms、輝度が250cd/平方m、コントラスト比が150万:1、視野角が上下/左右ともに178度。
インターフェイスは、HDMI 2.1×2、DisplayPort 1.4、USB Type-C(映像入力/最大18W給電対応)、5W+5Wスピーカーなどを装備。2ポートのUSBハブも備える。
本体サイズは718.3×158.6×613.6mm、重量は8.53kg。
AORUS FO27Q3
AORUS FO27Q3は、27型WQHD(2,560×1,440ドット)表示対応のゲーミングモニター。最大360Hzの高リフレッシュレート表示が行なえる。HDMI 2.1やUSB Type-Cでの接続もサポートしている。
解像度が、表示色数が10億7,000万色、中間色応答速度が0.03ms、輝度が250cd/平方m、コントラスト比が150万:1、視野角が上下/左右ともに178度。
インターフェイスは、HDMI 2.1×2、DisplayPort 1.4、USB Type-C(映像入力/最大18W給電対応)、5W+5Wスピーカーなどを装備。2ポートのUSBハブも備える。
本体サイズは610.3×158.6×532.5mm、重量は7.2kg。
34型湾曲液晶のゲーミングモニターも
そのほか、曲率1,500Rで縦横比21:9の34型湾曲液晶パネルを搭載したゲーミングモニター「GS34WQC」も17日に発売。実売予想価格は4万8,800円前後の見込み。
3,440×1,440ドットの湾曲VAパネルを搭載したゲーミングモニターで、最大120Hz(OC時135Hz)のリフレッシュレートや1ms(MPRT時)の応答速度に対応。FreeSync Premiumもサポートしている。
インターフェイスはHDMI 2.0×2、DisplayPort 1.4などを装備。
本体サイズは808.9×234.8×488.8mm、重量は8.38kg。
