大麻に似た構造を持つ指定薬物を含む植物片と液体を販売目的で保管したとして、中国四国厚生局麻薬取締部と広島県警組織犯罪対策3課の合同捜査本部は13日までに、広島市中区の古物店を経営する男（66）と妻（65）=いずれも西区=を医薬品医療機器法違反（指定薬物所持）の疑いで逮捕した。
逮捕容疑は2人は共謀し、昨年11月28日に指定薬物HHC（ヘキサヒドロカンナビノール）を含む植物片少量を、同12月7日にHHCを含む液体少量をそれぞれ販売目的で同店で保管した疑い。同取締部は「捜査に支障がある」として2人の認否を明らかにしていない。
