“千枚通し”で40代教え子刺す『金銭を要求されると思い…2人を殺さなければ苦しみは終わらない』殺人未遂の罪に問われた元教師の75歳男―札幌地裁での初公判で起訴内容認める 北海道室蘭市

2023年、北海道室蘭市で教え子2人を千枚通しで刺して殺害しようとした罪に問われている元教師の男の初公判で、男は起訴内容を認めました。当時室蘭市に住んでいた元中学校教師の野沢俊重被告(75)は2023年9月、室蘭市の自宅で教え子の40代の女性2人を千枚通しで刺して殺害しようとした、殺人未遂の罪に問われています。札幌地裁で5月13日、野沢被告は起訴内容を認めました。弁護側は当時被告は金銭を要求されると思い、2人を殺さなければ苦しみは終わらないと考え、とっさの犯行と主張。一方で検察側は、妻に止められてもしつように攻撃したと指摘しました。刺された2人は、野沢被告から慰謝料名目で300万円を脅し取った罪で、執行猶予付きの有罪判決が言い渡されています。

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