犬が好きな『食べ物』5選 愛犬が好む食材の特徴や適正摂取量とは?

犬はどのような食べ物を好む傾向があるの?

私たちが日々食べている食べ物の中には、犬も安心して食べられるものが数多くあります。中でも、犬たちは以下のような特徴を持つ食べ物を好む傾向にあるようです。

  • 肉類
  • 甘い香りや味がするもの
  • 歯応えのあるもの

肉食動物なので肉を好んで食べる犬は多いです。他にも甘い香りや味がする食べ物や、噛んだ時に歯応えのある食べ物を好む犬が多い傾向にあります。

適正摂取量は?犬が好きな『食べ物』5選

では、具体的にどのような『食べ物』を犬たちは好むのでしょうか。多くの犬が好きな食べ物と、それぞれの適正摂取量を解説します。

1.ささみ

鶏のささみは犬用のおやつとしても販売されるほど、多くの犬が好きな食べ物です。また低カロリーでタンパク質が多いこともあり、毎日のおやつがわりに与えているという飼い主さんも多いでしょう。

鶏のささみをおやつとして与える場合、1日の摂取カロリーの10%に抑えることを目安に与えると良いとされています。与えすぎると肥満の原因となったり、腎臓病のリスクが高まるので注意しましょう。

2.りんご

甘くて美味しいさっぱりとした味わいのりんごは犬にとっても食べやすく、ドッグフードでは感じることのできない甘味を楽しめる食べ物なので、好む犬が多いです。

1日の適正摂取量は小型犬で6分の1個、中型犬で半分、大型犬で1個程度が目安となります。与えすぎると肥満の原因となるので注意してください。すりおろしてドッグフードにかけてあげても良いですね。

3.バナナ

バナナは甘味が強く、飼い主が食べていると「ちょうだい」とおねだりしてくる犬も多いでしょう。糖分が非常に多いため与えすぎると肥満になりやすいので、与える量には注意しなければなりません。

1日のバナナの適正摂取量は小型犬が半分まで、中型犬が1本まで、大型犬は2本以内とされています。これ以上食べてしまうと、肥満や消化不良などのリスクが懸念されるので気をつけてください。

4.さつまいも

甘味の強い野菜として、さつまいもも犬に人気の高い食べ物です。トッピングやおやつなどに使われることも多く、ご自宅でさつまいもをストックして愛犬のおやつにしているという人も多いでしょう。

1日の適正摂取量は小型犬は30gまで、中型犬は65gまで、大型犬は160gまでが目安です。与えすぎると肥満だけでなく、消化不良によって下痢の原因になることもあるので注意してください。

5.キャベツ

キャベツは食物繊維が豊富なので、便秘気味の犬に食べさせると良いとされています。また歯応えもあり、加熱することで甘みも感じられるので好きな犬も多いですよね。

1日の適正摂取量は小型犬で30gまで、中型犬は50gまで、大型犬は150gまでとされています。キャベツはそのまま与えるのではなく、必ず茹でてから与えましょう。

まとめ

いかがでしたか。今回は特に犬たちに人気の食べ物とそれぞれの適正摂取量を紹介しました。安心して食べられるからと与えすぎると、肥満やその他の症状を招く恐れがあるので、必ず適正摂取量を守って与えましょう。

(獣医師監修:寺脇寛子)

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