浜田雅功「そこを目指したのはある」 山口智子に憧れの漫才師を明かす

 ダウンタウン・浜田雅功

 ダウンタウン浜田雅功が11日にMBSで放送された「ごぶごぶ」に出演。女優の山口智子と大阪でロケを行った。

 番組の冒頭で、金髪に開襟シャツ、白いジャージというラフな出で立ちでストレッチをするゲストの後ろ姿を見て、「こわっ」とつぶやいた浜田。その正体が山口智子と判明すると「うわっ…初めまして」「よう出て来たな!えっ…こわっ!」。山口も「浜ちゃんだ!うっそー、本物?」と浜田を指差して盛り上がる。

 このオンエア当日の誕生日に61歳となった浜田。今年還暦を迎える山口は、浜田とは同世代を生きた仲間として「ずっとお会いしたかった」という。そして実は初めましてではなく、1990年のドラマ「普通の結婚式」で撮影に呼ばれた浜田と同室で待機していたことが。長丁場の待ち時間にイライラしていた浜田とは全く話すこともなかったというが、今ロケではすぐに打ち解け浜田も「智ちゃん」と呼ぶほどに。

 また山口は夫で俳優の唐沢寿明から浜田に「くれぐれもよろしく伝えてね」と言われたという。かつて何度か浜田と共演したこともある唐沢は、実は「はっちゃけすぎて生放送が禁止になった男」と話す山口。

 そんな唐沢は東京の下町出身で中学校の先輩が毒蝮三太夫というのが自慢という。それに対し「浜ちゃん、どうやって話術を磨いたの?」と山口が尋ねると、浜田は「新人の時から先輩が漫才やってんのを袖でずっと見ててこういう風に言うんや~とか」。

 さらに「誰に憧れて(この世界に)入ったの?」と聞かれると、「我々が入った時は漫才ブームも終わりかけで」「あの当時はのりおよしおさん、ぼんちさん、阪神巨人さん、サブローシローさん、さんまさんがいて、紳助竜介がいて、そうそうたるメンツです」と浜田は語り、「僕らの世界でいうと紳助竜介さん、そこを目指したというか、そこはちょっとありましたね」。同じ年代を駆け抜け、ジャンルは違えど一時代を築いた山口に導かれるように、自らのルーツを話す浜田だった。

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