【新日本】EVILが6・9大阪城でモクスリーに挑戦 メインはIWGP世界王座戦かBOSJ決勝戦か

モクスリーの王座に挑戦するEVIL

新日本プロレス6月9日大阪城ホール大会で「ハウス・オブ・トーチャー(H.O.T)」のEVILがIWGP世界ヘビー級王者のジョン・モクスリー(38=AEW)に挑戦することが13日に正式決定した。

EVILは11日(日本時間12日)の米国・カリフォルニア大会で、海野翔太を下しV3に成功したモクスリーを襲撃。H.O.Tの成田蓮とともにリング上をジャックすると、挑戦表明と同時にモクスリーのベルトをスプレーで黒く塗りつぶす暴挙に出ていた。さらに2021年にウィル・オスプレイが自作し、以降は団体預かりとなっていたもう1本のIWGP世界のベルトを持ち出し「本物の王者」を自称しているから非常にタチが悪い。

これを受け新日本は両者の王座戦を決定。AEW所属の外敵王者・モクスリーは4度目の防衛戦となる。

なお大阪城大会では現在開催中のジュニアの祭典「ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア」の決勝戦も行われる。団体最高峰王座戦か、それともシリーズの集大成か、どちらの試合がメインイベントになるのかも注目を集めそうだ。

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