電子契約サービス「freeeサイン」、freee会計のワークフローと連携 社内承認と取引先への送付をシームレスに実行可能

by 石井 一志

フリー株式会社(以下、freee)は13日、電子契約サービス「freeeサイン」が、クラウド型会計システム「freee会計」のワークフローと連携可能な機能を、7月中に提供開始すると発表した。

freeeサインは、契約書作成依頼、作成、レビュー、締結、保管といった一連の契約業務をオンライン上で行える、クラウド型の電子契約サービス。申込書や入社関連書類など幅広い文書に対応し、企業における契約業務の効率化を支援するという。

今回は、同サービスがfreee会計と連携することで、社内承認を得た契約書をfreeeサインに自動連携して、そのまま契約書を送付・締結できるようになる。これにより、従来は分断されてしまっていた社内承認作業と取引先への送付をワンストップで行えるようになるため、業務の効率化と、契約書の取り違えミスの防止を図れるという。

また今回の連携により、freee会計上で契約書の締結ステータスの確認が可能になり、わざわざfreee会計・freeeサイン両方の画面を開く必要がなくなるとした。

なお、新機能は7月中の提供開始を予定するが、freeeでは、提供開始前に先行で案内可能な受付フォームを用意している。

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