盛り上がったワン！インターペット東京

去る4月4日（木）～7日（日）の4日間にわたって、第13回インターペット東京がで開催されました。もしかしたら、皆さんの中には「あっ、行ったよ～！」という方がいらっしゃるかもしれませんね。遊びに来てくださった方、本当にありがとうございました。

また、今回、残念ながら「行けなかった…」という方、大丈夫、安心してください。来年はフロアを拡張して開催予定なので楽しみにしていてください！

第14回インターペット東京は、2025年4月3日（木）～6日（日）に東京ビッグサイトで開催です。

今回もいろいろ自己ベストを更新しました！

インターペットは、一般社団法人ペットフード協会、一般社団法人日本ペット用品工業会、メッセフランクフルトジャパン株式会社が主催する日本最大級のペットイベントです。

そして、主催者が言うのもなんですが、毎年大変盛り上がるのです。ペットと一緒に楽しめるイベントなので、人だけでなく、たくさんのわんちゃん・ねこちゃんをはじめとするペットたちが遊びに来てくれます。

今年の会場は前回よりも1ホール多い計6ホール。会場内には14ヵ国・地域から739社（国内567社、海外172社）が出展して、その数は過去最多となりました。海外からの出展が多かったほか、異業種からの参入も増加して、ますます多様性に富んできました。

遊びに来てくださった方の数も過去最多で67,022人（昨年：62,477人）。そして、来場ペット数も3万頭を超えて30,376頭（昨年：25,261頭）でした。

たくさんの方のご来場、ありがとうございました！

早いもので、インターペット東京は今年で13回目を迎えました。年々盛り上がりを増しているインターペット。

このイベントは、一緒に暮らす動物たちの健康や幸せを追求する飼い主の皆さんの意識の高まりが、私たち主催者を動かし、ともに作り上げていっていると思っています。

ともに作り、ともに盛り上げ、ともに楽しんでくれる皆さんに心から感謝します。

ペットフード協会のブースでは、「備え」をテーマに、さまざまなリスクからペットのいのちと健康をまもるために役立つ情報の展示が行われました。

「知識」の備え、「支援」の備え、「トレーニング」による備えについて、専門家によるセミナーも。ペットフードの正しい保管方法や、同行避難に役立つ知識と実践的なトレーニング方法など、皆さん熱心に勉強されていました。

ドライフードは冷蔵庫に保存しては「いけない」なんてこと、知っていましたか？

そしてブース内には、多くのリスクに備えることで長生きをしてくれているわんちゃん・ねこちゃんの功労を称えたご長寿表彰状が飾られ、飼い主さんへの授与も行われました。

ペットフード協会では毎年「全国犬猫飼育実態調査」を行なっており、昨年12月に発表された最新の犬や猫の平均寿命に関する調査結果では、「犬：14.62歳」「猫：15.79歳」という結果が出ています。犬や猫の平均寿命は、2010年以来伸び続けています。

健康への備え、災害への備え、高齢期の介護への備えなど、寿命が伸びれば伸びるほど、日頃の「備え」はとても大切になります。起きてしまってからではなく、起きる前、普段からさまざまなことに「備える」ことを意識してくださいね。

ステージではさまざまなセミナーが行われ、「知りたい！学びたい！」という方にとっては一日中いても飽きないスポットだったかもしれません。

ペットフードの安全性を確保するための法律である「ペットフード安全法」についてのセミナーでは、ペットフードが安全なものであり続けるための基準やパッケージの見方などが語られ、非常に興味深いものだったと思います。

というのも、最近、人間の「食の安全性」が話題にのぼることが多く、ペットフードにも安全性が強く求められているからです。

法律というと「難しい」「知らなくてもとりあえずは困らない」などの理由でつい避けてしまいがちですが、実は、法律を知っているのと知らないのとでは大違い！適切なペットフードを選ぶためにも、大切なことなんです。

そこで、次回は緊急企画として「ペットフードにまつわる法規」についてお話ししますね。

インターペットにはたくさんの「楽しい」「美味しい」「かわいい」などがありますが、一緒に暮らす「ウチの子」の健康や幸せのために役立つ情報や知識もたくさん得られます。会場内をくまなく歩けば、さまざまな学びや気づきを持って帰ることができますよ。

来年のインターペット東京は、さらに大きくなる予定なので、さらにたくさんの学びや気づきに出会えるはず。

記事の監修

獣医師徳本一義