【東スポ音楽館】昨年7月にシングル「磐越西線ひとり」(作詞・石原信一/作曲・弦哲也)でデビューしたのが演歌歌手の梅谷心愛(16)だ。4月にはカップリング曲とジャケット写真を変えた「磐越西線ひとり(青春盤)」をリリースした。
――デビュー曲はどんな作品ですか
梅谷「16歳の少女が失恋をして、福島県から新潟県をつないでいる磐越西線に乗って初めての一人旅をするという曲です。昨年10月にちょうど16歳になったので自分に合った曲なのかなと思っています」
――大人びた雰囲気の作品だ
梅谷「私も失恋したら北に向かって旅をするかと言われると分からないんですけど、1人でどこかに行ってみようって気持ちはあるので、そんな気持ちを込めて歌っています」
――実際の磐越西線は乗った
梅谷「4回くらい乗っていると思います。すごく豊かできれいな景色が続くのですが、だからこそ孤独を感じるんだろうなと思いました」
――昨年末は会津若松市観光大使にも任命された
梅谷「観光大使に任命されるのは初めてですが、いろいろな方から『観光大使頑張ってね』『応援しているよ』って言われるようになり、責任というか、頑張らないといけないなと感じてます。観光大使として『磐越西線ひとり』を大切に歌っていこうと改めて思いました」
――デビュー前から「サンドウィッチマン&芦田愛菜の博士ちゃん」(テレビ朝日系)で“美空ひばり博士ちゃん”として活躍していた
梅谷「ひいおばあちゃんが歌っていたひばりさんの歌を聞いて、歌っていました。メロディーが耳になじんでいて、5歳くらいからひばりさんの歌を口ずさんでいたそうです」
――今回のカップリング曲「軌跡」はその番組内から生まれた
梅谷「番組で出会って仲良くなった“昭和歌謡博士ちゃん”の左合桂三くん(14)が作詞をして“エレクトーン博士ちゃん”の井上暖之さん(18)が私のデビューが決まったお祝いに作ってくれた曲なんです。すごくうれしいし、大切な曲です」
――ファンの方へメッセージをお願いします
梅谷「デビューして10か月がたちました。『磐越西線ひとり』とカップリング曲『青い約束』、友達に作っていただいた『軌跡』で頑張っていきたいと思います。今年は昨年よりも丁寧でいろいろな感情を届けられるように歌っていきたいと思っています」