四川大地震から16年、日本大使館の投稿に中国ネット「感謝」「忘れません」

12日、在中国日本国大使館が四川大地震について見舞いのメッセージを投稿し、中国ネットから感謝の声が多く寄せられている。資料写真。

在中国日本国大使館が四川大地震について見舞いのメッセージを投稿し、中国のネットユーザーから感謝の声が多く寄せられている。

四川大地震とは、2008年5月12日、中国中西部の四川省アバ・チベット族チャン族自治州●川県(●=さんずいに「文」)で発生した地震のこと。マグニチュード8.0の大規模なもので、死者・行方不明者は合わせて8万7000人超に及んだとされている。

今月12日、日本大使館は中国のSNS・微博(ウェイボー)の公式アカウントで、「本日は四川●川大地震)の16周年の日です。私たち大使館は、地震で亡くなった方々とそのご家族に哀悼の意を表し、災害後の復興に多大な努力を払った方々に敬意を表します。日中両国が今後も地震対策と救援活動の交流を強化していくことを願っています」と、メッセージを投稿した。

これに対し、中国のネットユーザーからは「四川大地震での日本人の寛大な援助に感謝します!」「当時、日本が救助隊を派遣してくれたことに感謝します」「日本の救助隊は、被災地に到着した最初の外国の救助隊でした」「当時、日本が救助隊を派遣してくれたとのニュースを見ました。(このことを)忘れません、永遠に忘れません」「日本の人々と救援隊の支援に感謝します。亡くなられた方々に黙とうを捧げる救援隊の写真のことを覚えています」などと、当時の援助に対する感謝の言葉が多く寄せられた。

そのほか、「ありがとうございます。中国と日本の友好関係が続くことを願っています」「中国と日本の友情が永遠に続き、共に進歩することを祈っています」「中国と日本の間の友好関係が世代を超えて続くことを願っています」「山川異域、風月同天(山河は異なろうとも風や月は同じ天の下にある)」などと、両国の友好関係について触れるコメントも見られた。(翻訳・編集/岩田)

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