いなげや/トップバリュ導入300アイテムに、独自PB「食卓応援」も強化

いなげやの2024年3月期決算発表会で本杉吉員社長は、イオンのプライベートブランド(以下:PB)「トップバリュ」の導入状況について「トップバリュの導入を拡大し、23年度は300アイテムと前年度3倍にまで伸びている。特に価格競争力のあるベストプライスを積極的に取り入れた。一部店舗ではさらに増やす実験をしている」と明らかにした。

また、トップバリュの売り上げ構成比は2024年3月0.8%、4月は1.2%と伸長している。

さらに、本杉社長は「トップバリュで開発している若者に支持されるPBを取り入れるなど、昨年リニューアルしたいなげやのPB『食卓応援』とともに、積極的にトップバリュを販売し、魅力ある店舗づくりを実施する。上位グレード『食卓応援プレミアム』、『食卓応援セレクト』と独自性のある商品をこれからも提供し、お客様の来店動機としたい。U.S.M.HのPB『eatime(イータイム)』はコンセプト、価格帯で重なる部分が多いが、11月の株式交換後、住み分けをしながら採用を検討していく」と話している。

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