週末以降は気温高い日多い 広範囲に「高温に関する早期天候情報」

早期天候情報

 北海道の日本海側・太平洋側、東北の気温は向こう2週間、暖かい空気が流れ込みやすいため高い日が多い見込み。東・西日本、沖縄・奄美の気温は、向こう5日間程度は平年並みか低い日が多いが、その後は暖気が流れ込んで高くなる見通し。なお、全国的に19日(日)ごろからの5日間ほどは、平年よりかなり高くなる可能性がある。

10日間予報

 このため気象庁は、北海道のオホーツク海側をのぞく各地方に、「高温に関する早期天候情報」を発表し、農作物や家畜の管理等に注意するよう呼びかけている。熱中症対策など、健康管理にも注意が必要だ。なお、1週間以内に高温が予測される場合には「高温に関する気象情報」を、翌日または当日に熱中症の危険性が極めて高い気象状況になることが予測される場合には「熱中症警戒アラート」が発表される。

早期天候情報とは

 原則として毎週月曜日と木曜日に、情報発表日の6日後から14日後までを対象として、5日間平均気温が「かなり高い」もしくは「かなり低い」となる確率が30%以上、または5日間降雪量が「かなり多い」となる確率が30%以上と見込まれる場合に発表される。

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