梅雨を前に、水の事故に備えて、佐賀市で13日、消防による救助訓練が行われました。
佐賀広域消防局が毎年この時期に行っている水難救助訓練は、7つの消防署から隊員が参加し、機材を適切に取り扱うことや、連携を深めることを目的としています。
佐賀市の嘉瀬川へ、穴が開いても沈まないウレタンボートなどを出して操作や船上での心肺蘇生訓練に取り組みました。
救助隊員がロープや浮き輪を渡すことが難しい場合に、圧縮空気で発射する装置=レスキューマックスを使う訓練も行われました。
佐賀広域消防局小城消防署・古瀬佑亮消防士長は「早めの準備・災害の予報が出た時に自分は大丈夫だろうと思わず素早く避難を」と呼びかけるとともに、
ハザードマップで自分がいる地域の状況を日頃から知っていてほしいとしています。