知ってた? 「海遊館」名付け親はナニワの大御所タレント「こないだ初めて行った」

上沼恵美子

フジテレビが企画して大ヒットした『夢工場』を意識して発案

タレント・上沼恵美子が13日、ABCラジオ『上沼恵美子のこころ晴天』(月曜正午)に出演。大阪の世界最大級の水族館『海遊館』の命名者であることを明かした。

共演するシャンプーハット・てつじと、海遊館を初めて訪れたという上沼は「初めて行った、こないだ。35年ぐらいたってるんじゃないですか。名前つけるときの審査員だったの。『海遊館』にしたんです、私が」と打ち明けた。オープン1年前の8月だったという選考当時を「マリンなんとか、リバーサイドとかいっぱいあったんだけど、『海遊館にしませんか』って。浮かぶじゃないですか。海、遊ぶ、館って頭にフッと字が浮かぶでしょう。(でも)まあみんな偉い大学の先生やかしこばっかり集まっててね、20人ぐらい。全員、白目になって気持ち悪かった。全員白目やで」と振り返った。

上沼は当時、フジテレビが企画して大ヒットした『夢工場』を意識して推したといい、「『夢工場』があたってますのでと言わせてもらったの、生意気にね」と回想。当初は賛同の声はなかったとしたが、作家の故・小松左京氏が「恵美ちゃん、それいいね」と称賛すると一変したという。上沼は「そしたら変わったね」と声を張り上げ、「手のひら返したみたいに。小松左京先生が言うたら、『おお、いいと思ってました』とかいうて。白目が黒目に戻ったんや。恐ろしいな思った」と告白した。昔から紅一点などとして審査員に起用されることが多いという上沼は「口たつからでしょうね」と自己分析した。

オープンから長年にわたって観光客にも大人気の場所となっているが、「海遊館は行ったことなかった。この間、てっちゃん(てつじ)一緒に行ってくれて。古くなってたね、びっくりしましたね」と感想を口にした上沼。「良かったです。(名物の)ジンベエザメちゃんは見事でしたね。でかくてね、貫禄あって、優雅な泳ぎを見せてくれましたね。『ジンベエちゃん!』って言うときました。やっぱうれしいね。恐竜とか、水族館とか好き」と喜んでいた。ENCOUNT編集部

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