「ドアを開けたぞ!」暗闇の中、逃走男を10分で逮捕 ヘリからの“暗視スコープ”で犯人の状況とらえる 米・フロリダ州

アメリカ・フロリダ州で13日、強盗未遂の疑いある男が警察から逃走する事件が発生した。
街灯も消え、辺りは真っ暗闇となっていたが、警察官はヘリの暗視スコープと無線を駆使して、10分で犯人を確保した。

「犯人は東側を逃走中」無線から伝えられる逃走経路

13日にアメリカ・フロリダ州で、パトロール中の警察官が目撃したのは、警察官が「腰を下ろせ!座って、座れ!」と声を掛けた瞬間、突如、逃げ出した男だ。

必死に追いかける警察官だったが、あっという間に引き離されて逃げられてしまった。

実はこの男には、強盗未遂の疑いがあった。街灯も消え、辺りは真っ暗闇で捜索はかなり難しそうだが、警察官はすぐさま男の身柄を確保した。

真っ暗闇の中、どうやって男を見つけだしたのだろうか。

その秘密は、ヘリからの暗視スコープによる援護無線。無線からは、「犯人は東側を逃走中」と、犯人の状況が伝えられていた。

わずか10分で確保

暗視スコープには、暗闇の中でもハッキリと男の姿が映し出されている。

さらに建物に隠れようとしても、「プールに向かっているようだ、ドアを開けたぞ」と無線から指示があり、どこに逃げ込んだかも一目瞭然。

男が逃げ出してから、確保するまでに要した時間はわずか10分だった。

警察のヘリの活躍で、スピード逮捕となった。
(「イット!」 5月10日放送より)

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