日本代表、6月敵地ミャンマー戦のテレビ放送が決定! 昨年11月シリア戦は放映権高騰により中継なし

【写真:徳原隆元】

JFAがリリースで発表

JFA(日本サッカー協会)は5月13日、敵地で行われる6月6日の北中米ワールドカップ(W杯)アジア2次予選ミャンマー戦のテレビ放送が決定したと発表した。

ヤンゴンで日本時間午後9時10分(現地午後6時40分)にキックオフとなる一戦は、日本テレビ系にて全国生中継される。

テレビ放送を巡っては、昨年11月に中立地のサウジアラビア・ジッダで行われた敵地シリア戦で放映権の高騰により日本国内向けの中継がされず。権利を持っているシリア協会から放映権を買った代理店が日本に対して深夜帯にもかかわらず、通常の1.5倍ほどの金額を釣り上げてきた。シリア戦後、当時のJFA田嶋幸三前会長が「権利は相手の協会にあり、エージェントが日本の価格をどんどん吊り上げようとしたのは事実と私は聞いている。放送できなかったのはすごく申し訳ない気持ちはある」と怒りをにじませながら陳謝していた。

シリア戦でゴールを決めた日本代表MF久保建英も放映権問題について「僕のゴールを見てほしいというより、代表の試合は当たり前に地上波でやってほしい思いはありますね」と話していた。(FOOTBALL ZONE編集部)

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