外国人材活用に向け 2種運転免許 英語で受験可能に 千葉県

外国人材活用に向け 2種運転免許 英語で受験可能に 千葉県

 人手不足が課題となっているタクシー業界などで外国人材の活用を促そうと、運転に必要な「第二種運転免許」の学科試験が、5月13日から英語で受験できるようになりました。

 県内の運転免許試験場で13日から、バスやタクシーなど客を運ぶ車の運転に必要な「2種免許」について、英語での学科試験が始まりました。

 千葉県警によりますと、通常の車の運転に必要な「1種免許」ではすでに、英語や中国語による学科試験を実施していて、タクシー業界などの人手不足や外国人労働者の受け入れ拡大などを受けて、「2種免許」についても英語が導入されたということです。

 英語での学科試験は、試験当日に受付で申し出ることで受験が可能です。

 県警の担当者は、「運転手不足解消のための一助になれれば。言葉の壁で免許取得を断念していた人など多くの人に活用してもらいたい」と話しています。

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