ガンプラ化で話題の「ズゴック」、元々立体化の予定はなかった…試写会を見て「商品化しないとヤバい…!」と決めるなどの開発裏話が公開

ガンプラ化で話題の「ズゴック」、元々立体化の予定はなかった…試写会を見て「商品化しないとヤバい…!」と決めるなどの開発裏話が公開

第62回静岡ホビーショーで発表された新作ガンプラ「HG 1/144 ズゴック(仮)」について、BANDAI SPIRITSの企画担当・栗原氏より、商品化に至るまでの開発裏話が語られました。

◆劇場版の活躍を見て、急遽商品化を決定

劇場版「機動戦士ガンダムSEED FREEDOM」で登場し、強烈な印象を残したズゴック。なにかと話題になる本機体は、商品化する上でも様々なエピソードがあったようです。

そもそも第62回静岡ホビーショーで発表された他の新作ガンプラと比べて、情報量が少なかった「HG 1/144 ズゴック(仮)」ですが、これには理由があったそう。実はもともと「ズゴックを商品化する予定はなかった」のだとか。

事実、劇場版「機動戦士ガンダムSEED FREEDOM」の試写会時点で商品化の予定は無かったとのこと。しかし、試写会でズゴックの活躍を目の当たりにし、「これ商品化しないとヤバいと思うんですけど…」「そうだよね…」という流れから、急遽商品化が決まったといいます。

◆パッケージの投票企画も「印象的なシーンが多すぎて選べない」から

また、「HG 1/144 ズゴック(仮)」のパッケージアートはユーザー投票で決める予定とのこと。

これにもエピソードがあり、パッケージデザイナーに「どんなパッケージにしますか?」と聞いたところ、「印象的なシーンが多すぎて絞れない」「ユーザーの力を借りるしかない」という流れがあったそうです。


この他にも栗原氏からは、「機動戦士ガンダムSEEDシリーズ」で印象的なアクションポーズ再現に特化した内部構造「SEEDアクションシステム」の搭載を考えていることなどが語られました。

劇中での印象的な活躍もさることながら、商品化する上でも強烈なエピソードが生まれる「HG 1/144 ズゴック(仮)」の全貌は今夏に発表予定です。

(C)創通・サンライズ

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