札幌市内で初めて 百合が原公園でパークPFI

北区の百合が原公園で民間企業の力を借りて公園を再整備するパークPFIという事業が動き出します。札幌市内では初の取り組みです。

民間のアイデアを活用して公園の魅力を高めるパークPFI。札幌市は百合が原公園でこの仕組みを導入することを決め、3月下旬にコーヒー専門店の丸美珈琲、パン店をチェーン展開するどんぐりなど、札幌市内の6つの企業・団体を事業者として選びました。公園南西部にユリにちなんだ飲食施設や物販施設を設け、花をテーマにしたカフェでスイーツや「花びらを使ったパン」を販売する予定です。事業者が販売で得た収益を公園施設の維持管理に充てます。

札幌市みどりの推進課 後藤美香課長「飲食店・売店の設置を認める代わりに、その収益を活用して駐車場などの公園施設を整備していただく。パークPFIでさらに魅力を感じる人が増えたらいいなと」

花と緑に囲まれ、年間50万人以上が訪れる百合が原公園。新たな動きに市民は?

男性「最近、老朽化というか寂しさはあった」

女性「公園に来ても食べるところがなかったからお弁当持ってきたり。食べる所あったらいいと思う」 

秋にも施設の建設を始め、早ければ来年9月の開業を目指します。

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