「ふぐ刺し味」の揚げあられ? 震災免れた能登町の養殖フグで開発

金沢市の北陸製菓が販売する揚げあられ「ビーバー」に能登町の養殖ふぐを使った新商品が誕生しきょう、大森町長が試食しました。

能登の海をイメージした青いパッケージが特徴のこちらのビーバー。

金沢大学が能登町で養殖しているふぐを使用した、「ふぐ刺し味」のビーバーです。

金沢大学の能登海洋水産センターでは地震で養殖施設に大きな被害を受けましたが別の場所で冷凍保存され、被害を免れた養殖フグを北陸製菓が引き取り開発を進めていました。

揚げあられに、ふぐの粉末を使用して味付けしたということです。

能登町・大森 凡世 町長:

「ポン酢、ねぎ、もみじおろしですか。風味が後からきますね」

北陸製菓株式会社・髙﨑憲親 社長:

「今回の取り組みではより身近に全国の方が能登ふぐを感じていただければとてもうれしいと思っていますし、これをきっかけに能登にいらっしゃる方が増えてくれることを願っています」

この、ふぐ刺し味のビーバーは今月20日から8月末まで全国のスーパーなどで販売されます。

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