重鎮・森山総務会長来札 自民党の車座集会 政治資金問題に長谷川岳議員へ指導求める声も

自民党の裏金事件をうけて、党の幹部が地元の議員や支援者などの意見を聞く「政治刷新車座対話」が札幌市で行われました。

政治資金の問題に加えて、威圧的な言動が取りざたされている長谷川岳議員への指導を求める声が上がりました。

(自民党 森山裕総務会長)「お叱りもしっかりと受け止めて帰りたいと思うので、いろいろなご意見をお聞かせいただけたら大変ありがたい」

札幌市内で開かれた会合には、自民党の森山裕総務会長が参加し、15人ほどの支援者と意見交換しました。

裏金事件にも発展した派閥からのキックバックについて指摘があったといいます。

(自民党 森山裕総務会長)「自民党がどういう方向に進めばいいかご示唆をいただいた」

これに先立って開かれた自民党道連幹部との会合では、キックバックを受けていた高橋はるみ議員が冒頭に謝罪しました。

(自民党 高橋はるみ参議院議員)「政治資金規正法の改正など、これからの改革に向けて、私自身も誰よりも一生懸命頑張っていかなければいけない」

また、道職員などに対しての威圧的な言動が問題となっている長谷川岳議員についても、道連側から意見が出されました。

(自民党道連会長 中村裕之衆議院議員)「(長谷川議員を)厳しく指導してほしいという意見は党本部に対してあった。特権階級意識のような対応をカスタマーとしてされるというのは許されないこと」

道連は、一部の道議も長谷川議員から叱責されたとの情報があることから、今後すべての道議を対象に同様の経験をしたかどうか調査することにしています。

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