“救出”されたドライバー 一転して検挙に 車内で意識失ったが…基準値超えるアルコール検出 韓国・釜山

韓国・釜山で4月21日、車内で意識を失っていたドライバーが警察によって救出された。
しかし、その後 アルコール検査でドライバーから基準値を大幅に超えるアルコールを検出。警察に検挙された。

窓を叩き割り…男性を救助

韓国・釜山で4月21日午後5時ごろ、車の中で意識を失っていたドライバーを警察官が懸命に救出する瞬間…かと思いきや、その後にドライバーが検挙される瞬間が目撃された。

道路で中央分離帯に、車体をこすりながらゆっくりと近づく車。次の瞬間、前方の車に追突し、停止した。

すぐさま警察官が駆けつけ、車内を確認すると、ドライバーは意識を失っていた。

警察官は、救出のためハンマーでガラスにヒビを入れ、肘で力いっぱい窓を叩き割った。

ドアを開けると、ドライバーは意識を取り戻したが、複数の警察官が車から出てきたドライバーを囲み、検挙した。

ドライバーから酒の臭い…さらに無免許も判明

実はこの時、ドライバーからは酒の臭いがしていた。

検査をしたところ、運転免許取り消しになるほど、基準値を大幅に超えたアルコールが検出されたのだ。

さらにその後の調べで、ドライバーは無免許だったこともわかり、救出劇が一転した結末となった。
(「イット!」 5月10日放送より)

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