視聴者から寄せられた不思議な情報です。札幌の道路脇に立派なアスパラガスが生えていたとのことなので実際に取材してきました。
「珍しいので投稿してみました」
HTBに届いた一枚の写真。
■井口七海記者:
「車通りの多い国道230号です。歩道の一角にアスパラが生えています」
札幌市南区藤野の国道脇に生えているのは、「北海道の名産品」とも言われる野菜、アスパラガスです。その高さは、およそ1メートル以上。突然ニョキッと出現したアスパラガスに道行く人は。
■中学生:
「こっち見たらこれがあって、えーって思ってもう一回二度見しました」。
■通行人:
「珍しいね。こんな所になっているなんて考えられなかった」。
実はHTBには先週も札幌市清田区の中央分離帯にアスパラガスが生えているという情報が寄せられていました。一体、なぜ道端にアスパラガスが生えてくるのでしょうか。専門家に聞いてみると。
■道総研花・野菜技術センター黒島学さん:
「アスパラは、秋になると実をつけるのですが、その実を食べた鳥が、その種が入った糞を道端にする。その糞の中に入っている種が、発芽してきているのではないかと考えられる」。
アスパラガスを見るとついつい食べたくなってしまうもの。先ほどの中学生も。
■中学生:
「おいしそうだけどもうさすがに硬くなっちゃっているかな」。
道端に生えたアスパラガスはおいしいのでしょうか。
■道総研花・野菜技術センター黒島学さん:
「もうすでに先端部分が分かれてきていますので食べごろという意味ではだいぶ過ぎています。実際食べようと思うと、筋張っていたり硬かったりすると思いますね」。
こんなところにアスパラガス。あなたがよく通る道にも生えているかもしれません。