愛犬が楽しめる『4つの知育遊び』満足させる方法や一緒に遊ぶときのコツまで

愛犬が楽しめる「知育遊び」

知育遊びは、好奇心旺盛で学ぶことへの意欲の高い子犬や成犬にはもちろん、遊びやおもちゃへの興味が薄れてきたシニア犬にも楽しんでもらうことができます。

優れた嗅覚を使い、獲物を探し出すような、狩りをしているような感覚を味わうことができ、ストレスの発散にもなる遊びです。

知育遊びで愛犬を満足させる方法、一緒に遊ぶときのコツを解説します。

1.どれに入ってるかなゲーム

《用意するもの》

  • ブルーベリーベーグル
  • チーズ蒸しパン

《遊び方》

  • 愛犬に床にオスワリしてもらう
  • 愛犬の目の前で床に紙コップを逆さまにした状態で並べる
  • どれかひとつにおやつまたはフードを入れる
  • 紙コップをシャッフルする
  • 「どれに入ってるかな?」と声をかけ、おやつまたはフードを探させる

初めは、紙コップ2個でやってみましょう。犬に遊び方を覚えてもらいながらひとつずつ紙コップを増やし、徐々に難易度を上げていきましょう。

実は犬の優れた動体視力と嗅覚では、簡単に見破られてしまうことがあります。そのため、なるべくニオイの少ないおやつを使って遊ぶのがおすすめです。

2.埋蔵おやつ探しゲーム

《用意するもの》

  • おやつ

《遊び方》

  • 愛犬に内緒でお家のあちこちにおやつを隠す
  • 愛犬のすぐそばにおやつをひとつ隠す(すぐに見つけてもらうため)
  • 「○○ちゃん、おやつどこかな?」などと声をかけ、おやつを探させる

愛犬がどうすれば良いのか分からず、ポカンとしてしまう場合には、一緒に探すフリをし、遊び方を教えてあげてください。

チーズ風味のおやつなど、ニオイの強いものを使って遊ぶのがおすすめです。

初めは難易度をうんと低く設定します。簡単に見つけられそうな場所におやつを隠しましょう。また、リビングにのみ隠し、少しずつ範囲を広げていく、という方法も良いと思います。

3.引っ張りっこ

引っ張りっこは、獲物を探し出すような、狩りをしているような感覚を味わってもらうことができる知育遊びです。

引っ張りっこで使うおもちゃ選びは、犬が口にくわえる部分の大きさが、愛犬の口の大きさに合っていることがポイントです。

大きすぎると口にくわえにくく、遊びにくいです。口の中にすっぽり収まってしまうほど小さいおもちゃは、誤飲誤食の危険があるのでNGです。

噛み心地は愛犬の好みに合わせて選び、やわらかいタイプと硬いタイプのどちらも持っていて損はないと思います。楽しみ方を変えて遊ぶことができます。

満足させるためのコツは、飼い主が負けてあげるということでしょうか。引っ張りつつも引っ張られて負けてしまうフリをしてあげると、犬は喜ぶと思います。

引っ張りっこをして、飼い主から奪い取ったおもちゃをブンブンと振り回すことがありますが、獲物を仕留めるための仕草や行動であるされています。

4.かくれんぼ

飼い主が隠れ、愛犬に探してもらう知育遊びです。まずは、愛犬が探しやすい場所に隠れ、名前を呼び、探しに来てもらいましょう。遊び方を覚えてもらいます。

自分以外に同居する家族がいるのであれば、家族に隠れてもらい「○○を探して来て!」と、愛犬にお願いするのもおすすめの遊び方です。

我が家ではよく愛猫が勝手にかくれんぼをしてくれるので、愛犬に「○○どこにいるかな?」と声をかけ、「わんわん!」と吠えるのが発見の合図です。

まとめ

愛犬が楽しめる知育遊びを4つ解説しました。

  • どれに入ってるかなゲーム
  • 埋蔵おやつ探しゲーム
  • 引っ張りっこ
  • かくれんぼ

埋蔵おやつ探しゲームとかくれんぼは、シニア犬にもぜひ楽しんでもらいたい知育遊びです。

お家の中をウロウロと歩き回るので、適度な運動にもなります。脳を刺激するので、認知症予防にもおすすめです。

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