【給食での牛乳提供5月17日から再開へ】仙台市教委が発表 一部小・中学校で給食の牛乳を飲んだ児童・生徒が体調不良等訴えた問題(宮城)

宮城県内の一部小中学校で、4月 給食の牛乳を飲んだ児童・生徒らが体調不良を訴えるなどした問題で、仙台市教育委員会は5月17日から市立学校などで牛乳の提供を再開すると発表した。

仙台市教育委員会によると、給食の牛乳が再開されるのは5月17日からで市立学校などで以前と同じ製品の牛乳を提供する。

この問題は、4月25日 給食で牛乳を飲んだ児童や生徒らが味の異変や体調不良などを訴えたもの。

保健所では、製造した東北森永乳業について流通までの過程や回収した牛乳などを調べたが、異常は確認されず、5月8日までに調査を終了している。

これを受け、市教委では安全性を高めるための措置として、再開後おおむね1か月間を目安として、提供前の牛乳を校長のほかに職員2人を追加して風味の確認を行う事。また、東北森永乳業でも専門の社員による風味の検査を常時行うことなどの対応をとるという。

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