静岡県職員が10人分の名前や住所など個人データが入ったUSBメモリを紛失

静岡県は9日、生活排水課の50代男性職員が、有識者らの名前や住所などの個人情報の入ったUSBメモリ1本を紛失したと発表しました。

静岡県によりますと、交通基盤部生活排水課に勤める職員は2日、在宅業務をするために、個人情報を含んだUSBメモリ1本を職場から持ち出したところ、翌日3日朝になって紛失していることに気づきました。

USBメモリには、流域下水道業務に関わる有識者ら10人分の住所や氏名が入っていて、職員は警察とJRに遺失物届けを提出したほか、有識者らに対しては状況を説明し、謝罪したということです。

現状、個人情報の流出は確認されていないということです。

静岡県生活排水課は「やむを得ず持ち出す場合はデータ送信システムの活用など、セキュリティの高い方法をとるように徹底し、再発防止に努める」とコメントしています。

© 静岡朝日テレビ