中国「SHEIN」、米国3位のファッションEC業者に

中国「SHEIN」、米国3位のファッションEC業者に

広東省東莞市にあるSHEINのサプライヤー企業の工場。(資料写真、東莞=新華社配信)

 【新華社北京5月13日】中国のアパレル系越境電子商取引(EC)「SHEIN(シーイン)」がこのほど、米国百貨店最大手メイシーズとスポーツブランドのナイキを抜き、通販最大手アマゾンと小売大手ウォルマートに次いで米国3位のファッションEC業者となったことがわかった。世界有数のビジネスデータプラットフォームを提供する独スタティスタが、ECに特化した調査会社の独ECDBの最新データを引用する形で明らかにした。

 ECDBのデータによると、2023年のファッション販売額はアマゾンが123億ドル(1ドル=約156円)、ウォルマートが89億ドル。SHEINは81億ドルでメイシーズの64億ドル、ナイキの45億ドルより多かった。

 米調査会社モーニング・コンサルトが発表した23年の「米国の急成長ブランドトップ10」でも、SHEINは対話型人工知能(AI)「ChatGPT」やChatGPTを開発した米「オープンAI」、SNSの「フェイスブック」、飲料の「コカ・コーラ」など世界的に有名なブランドとともに選ばれ、ファッションブランドとして唯一ランクインを果たした。

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