宿泊税 6月県議会での提案を見送りへ 村井宮城県知事 仙台市との調整が間に合わず

宮城県が導入を検討している宿泊税について、村井知事は仙台市との調整に時間が掛かっているなどとして、6月県議会への議案提出を見送ることを明らかにしました。

村井知事「6月議会は提出を見送りまして、9月議会以降にしたいと考えております」 県は、宿泊者に1人1泊300円を課税する宿泊税の案を示し、早ければ6月県議会での議案提出を目指してきました。

仙台市も宿泊税の導入を検討していて、宿泊者1人につき1泊200円を課税する案を示しています。

村井知事と郡市長ともに、税額は宮城県で同額が望ましいとの考えを示していて、仙台市での宿泊者に対する税額などについて調整が進められていますが、時間が掛かっているということです。

村井知事「6月議会は、仙台市との調整が間に合わないのではないかということ。関係者、事業者の皆さんにもう少し丁寧に説明をした方がいいのではないか」

村井知事は、大枠では仙台市との調整が済んでいるものの細かい部分を詰めているとしています。

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