ひと夏の〝タコツボオーナー〟募集中 ドキドキ水揚げ中継で「タコ or 海苔」ゲットのチャンス

この夏、宝くじのような感覚を味わえるタコツボ漁が生中継される。

漁の様子:画像はプレスリリースより引用。以下同

2024年7~8月に全8回行われる「ドキドキのタコツボ水揚げLIVE中継」だ。

こちらは、旅行サービスの手配代行や営業代行を行う「福山サービスセンターイトウ」(広島県福山市)と、漁業と宿泊業を展開する「竹田水産」(岡山県笠岡市高島)が共催するオンラインイベント。

YouTubeでの生配信中に引き上げるタコツボのオーナー権を事前に販売し、その中にタコが入っていればそれを送ってもらえるという。

タコ入ってました!

参加希望者は、希望の回と、希望のタコツボナンバーを事前に予約。3ツボのオーナー権を1セットとして、購入できる。

自分のツボにタコは入っているのか否か......!? 配信で順番が近付くにつれ、ドキドキが止まらないに違いない。

タコツボにタコが入っている確率は...

5月9日、Jタウンネット記者の取材に応じた福山サービスセンターイトウの代表取締役社長・伊藤匡さんによるとタコツボにタコが入っている確率は......。

「例年10%前後です」

ただ、自然相手、八百長なしでやっているので、当日になるまでわからないとのこと。

つまり、タコが1匹も入らないセットも結構あるに違いないが......そんな時にも「敗者復活ダコ」のチャンスがある。

3つのタコツボすべてにタコが入っていなかったセットのオーナーの中から抽選で3人に、漁師がプレゼント用に捕まえていたタコがプレゼントされるのだ。この抽選の様子も、中継されるとのこと。

その抽選に外れた場合も、竹田水産の希少な一番海苔セットが発送される。

ノリもおいしいよね

タコツボ水揚げLIVE中継は、コロナ禍をきっかけに福山サービスセンターイトウが「地元で出来るものはないか」と始めた企画で、24年で3回目。

プレスリリースによると、中継では引き揚げの様子が映し出されるだけでなく、漁師の仕事や笠岡諸島の漁業現場で起きていることが、漁師自身の言葉で語られる。カジュアルに楽しめて、かつ参加者が漁業や一次産業を知る機会の創出を目指しているという。

他県で行われている「タコツボオーナー制度」にライブ中継を組み合わせることで、さらなるワクワク感を生み出そうとした、と伊藤社長。

その狙いはバッチリ当たったようで、23年は400セットが完売するほどの人気。24年分も、すでに完売の回もでてきている(13日昼時点)。

気になる人は、早めに予約したほうが良いだろう。

ドキドキのタコツボ水揚げLIVE中継

オンラインイベント日時:(1)7月2日 (2)7月9日 (3)7月16日 (4)7月23日 (5)7月30日 (6)8月6日 (7)8月20日 (8)8月27日
いずれも午前9時30分~11時30分の予定、悪天候時は延期
体験料金:3壺1セット4290円(税込)、送料込み。ライブ視聴のみは無料。
福山サービスセンターイトウのYouTube:https://www.youtube.com/channel/UCDjcbCH5jU7kKg30Cv-AoZQ

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