コスパ抜群のごちそうおかず「鶏むね肉と半熟卵のケチャップあんかけ」レシピ

「鶏肉」を使った料理が得意な筋肉料理人さんのフーディストノート公式連載。今回は、「鶏むね肉と半熟卵のケチャップあんかけ」の作り方を教えていただきます。半熟卵を入れるとボリュームもごちそう感もアップし!上手な半熟卵の作り方もぜひチェックしてください。

こんにちは、筋肉料理人です。

今日はコスパのよい鶏むね肉と卵で作る、ごちそう感あふれる「鶏むね肉と半熟卵のケチャップあんかけ」をご紹介させていただきます。固くならないように下処理した鶏むね肉をフライパンで焼き、半熟卵と一緒に盛り付け、ケチャップあんをかけて仕上げます。鶏むね肉自体の旨味、半熟卵のとろりとした甘味と旨味をいかしたレシピです。

今回のレシピのポイントは、半熟卵自体の風味をいかすところにあります。半熟卵をいかすためにケチャップ煮とかケチャップ炒めでなく「ケチャップあんかけ」にしました。あんかけにすると食材の表面に味がのるので、食事自体の風味を感じやすくなります。

「鶏むね肉と半熟卵のケチャップあんかけ」レシピ

調理時間

25分

分量

4人分

材料

鶏むね肉…1枚(300~350g)

卵…4個

ピーマン…2個

玉ねぎ…1/2個

塩、酢…適量

サラダ油…小さじ2

A

片栗粉、日本酒…各大さじ1

鶏がらスープの素、しょうゆ…各小さじ1/2

おろしにんにく…小さじ1/4

黒こしょう…適宜

B

ケチャップ…大さじ3

しょうゆ、酢…各小さじ2

砂糖…大さじ1

鶏がらスープの素…小さじ1/2

片栗粉…小さじ1

おろしにんにく…小さじ1/4

黒こしょう…適量

水…1/2カップ

作り方

1. 半熟ゆで卵を作ります。鍋にたっぷりの水を入れて湯を沸かします。湯が沸く少し前のタイミングで卵の丸が大きい方に穴を開けていきます。押しピンを使って開けてもいいし、100円ショップに売っている卵専用の穴開け器を使うのも便利です。

※卵の丸が大きい方に空気室があって、熱湯に入れると空気が膨張して殻が割れ、卵白が流れ出します。空気を抜くことで卵白が流れ出るのを防ぎます。押しピンや穴開け器がない時は、シンクの角にやさしくこつんと当ててヒビを入れてもいいです。強く当てすぎないように注意してください

2. 湯が沸騰したら塩と酢を少し入れ、卵を入れて8分ゆでます。最初の1分ほど菜箸で卵を転がし、卵黄が中央に来るようにします。8分ゆでたら氷水を入れたボウルに入れて冷やします。

※卵は冷蔵庫から出したばかりの冷たいものを使い、ゆでた後に氷水で急冷することで殻がむきやすくなります。効果抜群なのでお試しください

3. 玉ねぎはくし形に切り、ピーマンはヘタと種を取って細く切ります。

4. 鶏むね肉は1.5cmくらいのサイコロ状に切ります。切ったらポリ袋、もしくはボウルに入れてAを加えてもみ込みます。

※鶏むね肉に片栗粉と日本酒をもみ込むことで、加熱してもパサつかず中がジューシーに仕上がります

5. Bは混ぜ合わせておきます。

6. 冷ましたゆで卵の殻をむき、4等分に切ります。

※切るときに糸などを使うときれいに切れます。温かい状態で切ると崩れやすいので、完全に冷たい状態にして切った方がいいです

7. フライパンにサラダ油をひき、鶏むね肉を広げて入れたら強めの中火にかけます。焼き目がついたら返し、反対側にも焼き目がついたら、玉ねぎとピーマンを入れて炒めます。

8. 皿に7と半熟卵を山盛りに盛ります。

9. 7のフライパンに混ぜ合わせたBを入れて強めの中火にかけ、混ぜながら煮立てます。煮立ってとろみがついたら8にかけてできあがりです。

「鶏むね肉と半熟卵のケチャップあんかけ」の完成です。

ケチャップあんはほんのり甘酸っぱく、濃すぎない味で、あんがからんだ鶏むね肉や半熟卵を食べると、最初はケチャップあんの味がしてその後に鶏むね肉、半熟卵自体の風味を感じられておいしいです。

鶏むね肉は表面に焼き目がついていますが中はやわらかジューシー、下処理がきいています。そして卵黄が程よく半熟になったゆで卵がまたおいしいですね。卵って身近な食材ですが、ゆで方次第でごちそうになると思います。「鶏むね肉と半熟卵のケチャップあんかけ」をぜひお試しください。

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