京都が3名を自由交渉選手リストに公示…NBA経験を持つ主力選手もFAに

B1西地区の京都ハンナリーズは5月13日、ケビン・ジョーンズ、青木龍史、鈴木悠介の3選手が契約満了を迎え、同日付で自由交渉選手リストに公示した。

アメリカ出身で現在34歳のジョーンズは、203センチ110キロのパワーフォワード。NBAのクリーブランド・キャバリアーズでキャリアをはじめ、フランス、セルビア、ロシア、スペインと海外のリーグでプレー。2018年にはアメリカ代表としてワールドカップ予選に出場した実績も持つ。2018年に来日し、琉球ゴールデンキングス、アルバルク東京、 サンロッカーズ渋谷とB1リーグを渡り歩き、2023年6月に京都へ加入した。今シーズンはレギュラーシーズン全60試合に先発出場し、1試合平均14.6得点7.8リバウンド、3ポイント成功率38.7パーセントを記録した。

愛知県出身で現在26歳の青木は、178センチ81キロのポイントカード兼シューティングガード。2019年7月に特別指定選手として信州ブレイブウォリアーズに加入し、その後は岩手ビッグブルズ、大阪エヴェッサを経て、2022年6月に京都へ加入した。今シーズンは47試合に出場し、1試合平均3.5得点を記録した。

埼玉県出身で現在26歳の鈴木は、200センチ100キロのパワーフォワード。2020年1月に青森ワッツに特別指定選手として加入しキャリアをはじめ、しながわシティバスケットボールクラブ、山形ワイヴァンズでプレー。2023年6月に京都に加入し、今シーズンは12試合の出場で1試合平均0.3得点を記録した。

今回の発表に際して、3選手はクラブ公式サイト通じて以下のようにコメントした。

▼ ケビン・ジョーンズ
「京都ハンナリーズのファンの皆さん、厳しいシーズンを通して、私とチームを応援してくれてありがとうございました!皆さんの前でプレーすること、そして皆さんの感動的な声援が恋しくなります!」

▼ 青木龍史
「リリースがありました通り、京都ハンナリーズを退団することになりました。竹之下会長、松島社長、渡邊GM、ロイヘッドコーチ、フロントスタッフ、チームスタッフ、スポンサーの皆様、そしてブースターの皆さん、2年間ありがとうございました。この2年間で選手として、人としてたくさん成長することができました。この2年間の経験を今後のバスケキャリアに生かしていきたいと思います。本当にありがとうございました」

▼ 鈴木悠介
「1シーズン共に戦っていただき、ありがとうございました。アウェーでもホームでもいつもたくさんの声が聞けてとても心強かったです!今年は個人としてもチームとしても悔しいシーズンだったので、この悔しさを来シーズンにぶつけたいと思います。1年間、『共に、登る。』をブースターの皆様と一緒にできたことを忘れません」

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