空手の清水希容が現役引退 女子形で東京五輪銀メダル

東京五輪空手女子形決勝の清水希容の演武=2021年8月、日本武道館

 2021年の東京五輪の空手女子形で銀メダルを獲得した清水希容(30)が現役を引退すると、所属先のミキハウスが13日、発表した。清水は同社を通じ「たくさんの方々の心へ何か届けられるような形を打ちたいという思いで競技を続けてきた。空手が採用された東京五輪に出場させていただくことができ、夢のような時間だった」などとコメントした。

 大阪府出身の清水は東大阪大敬愛高、関大出。世界選手権を2度制し、全日本選手権は13年から7連覇した。19日に兵庫県尼崎市で行われる大会で特別に演武を披露し、競技生活に区切りをつけるという。

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