2024年5月13日午前、浜松市中央区にある市営住宅で、退去をめぐり訪れた市役所職員に対して胸ぐらをつかんで突き飛ばすなどの暴行を加えた疑いで、警察は無職の50代の男を現行犯逮捕しました。
公務執行妨害の疑いで現行犯逮捕されたのは、浜松市中央区湖東町の市営住宅に住む無職の57歳の男です。
男は5月13日午前9時頃、浜松市中央区湖東町にある市営住宅で、訪問した浜松市役所の職員の胸ぐらをつかんで突き飛ばすなどの暴行を加えて職務を妨害した疑いが持たれています。
警察や市によりますと、男はもともと母親と一緒に住んでいましたが、母親が県外に引っ越したことをきっかけに男は市営住宅の入居資格がなくなったため、退去する必要がありました。男は、2月29日にまでに部屋を明け渡す旨の届け出を市に提出していましたが退去した様子はなく、5月13日、市が職員4人で状況の確認に訪れたところ、男は退去を拒否。逆上して職員につかみかかったため、被害を受けた職員自身が男を取り押さえました。
男は容疑について認めていて、警察が詳しい事件の経緯や動機について調べを進めています。