スピードと操作性がアップした写真編集ソフトのプラグインセット「DxO Nik Collection 7」

By 柴田 誠

DxO Labs (ディーエックスオー ラボ) は、写真編集ソフト「DxO PhotoLab」や「Adobe Photoshop」の機能を拡張するプラグインソフトのセット「Nik Collection 7」を2024年5月6日に発売した。

「Nik Color Efex」「Nik Silver Efex」「Nik Analog Efex」「Nik Viveza」「Nik Dfine」「Nik Sharpener」「Nik HDR Efex」のプラグインソフト7種類で構成される。価格は20,900円、アップグレードは11,900円 (いずれも税込)。DxOのWEBサイトでダウンロード購⼊することができる。

■調整機能の進化により高精度・高速化

「Nik Collection 7」でもっとも進化したのが「U Point テクノロジー」。選択ツールで楕円形、ポリゴン (多角形)、明度マスクといったオプションの選択が可能になり、これによってこれまで以上に高精度なコントロールができるようになっている。

全体が高速化され、編集作業の効率化も図られている。ファイルオープンは30%の高速化を実現した。また、プラグインソフト間の切り替えも素早くできるようになっており、「Nik Color Efex」の操作時には「Nik Viveza」をフィルターとして使用できる。

■「Nik Color Efex」に新機能

「Nik Color Efex」には、新たに「自然な彩度」スライダー、カラーレンジを変更するための拡張HSLフィルターが搭載されている。

また、新たに搭載された「スタッキング」機能により、必要なフィルターを組み合わせて並べ替えることができるようになった。

■「Nik Perspective」は非搭載

なお、「Nik Collection 6」に搭載されていた「Nik Perspective」は、一貫性の観点から「Nik Collection 7」には搭載されていない。以前のバージョン所有者は、パラレルインストール機能を使って「Nik Perspective」を使い続けることができる。

DxO Nik Collection 7 システム要件

Windows

  • Microsoft Windows 10 または 11 version 21H2 (64ビット)
  • 8GB以上のRAM (16GB推奨)
  • 4GB以上のハードディスク空き容量 (6GB推奨)
  • Intel Coreプロセッサ または AMD Ryzen (8コア推奨)
  • 解像度1920×1080のディスプレイ

macOS

  • macOS 13 Ventura以降 (macOS 14 Sonoma推奨)
  • 8GB以上のRAM (16GB推奨)
  • 4GB以上のハードディスク空き容量 (6GB推奨)
  • Apple M1以降推奨
  • 解像度1920×1080のディスプレイ

対応ソフトウェア

  • DxO PhotoLab 6 以降
  • Adobe Photoshop 2023 以降
  • Adobe Photoshop Elements 2023 以降
  • Adobe Photoshop Lightroom Classic 2023 以降
  • Serif Affinity 1.8以降 (互換性のないNik HDR Efex [マージ機能] および別のNik Collectionプラグインへの切り替え機能を除く)

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