福島県浪江町と農業に関する包括連携協定を結んでいる東京農大は12日、生活用品大手「アイリスオーヤマ」(本社・仙台市)とともに、町内の水田で田植えを行った。栽培したコメは「浪江復興米」として、学生が道の駅なみえや東京農大の生協などで販売する。
学生やアイリスオーヤマの大山晃弘社長ら約100人が参加した。町内北幾世橋にある農業生産法人「舞台ファーム」(本社・仙台市)が管理するほ場にコシヒカリ系の多収穫米「にじのきらめき」を手植えした。
アイリスオーヤマは浪江町をはじめ東日本大震災の被災地で農業復興を目指す事業を展開している。
東京農大は同日、町内の生産組合「苅宿ふれあいファーム」のほ場でも田植えに取り組んだ。
(ワイド)