上三川町に新しい産業団地の整備を 星野光利町長が県に要望書を提出

とちぎテレビ

上三川町の星野光利町長は、栃木県が主体となって町内に新しい産業団地を整備することを求める要望書を13日、福田富一知事に提出しました。

県庁を訪れた星野町長は、福田知事に要望書を手渡し、これ以降は報道関係者に非公開となりました。

町が新しい産業団地の整備を検討しているのは、高速道路の北関東自動車道の宇都宮上三川インターチェンジと新国道4号が結節する場所のすぐ南にあるおよそ35.9ヘクタールの敷地です。

交通の利便性が高い町にはこの3年間で、工場の建設や拡大の問い合わせがおよそ100社からありましたが、町内に5カ所ある産業団地は46社に全て分譲済みで、新たな受け皿の整備が課題となっていました。一方で、財政状況や対応する人材のことを考えると、町が独自に整備を進めるのは困難な状況にあり、その整備を、県に要望するものです。

県はこれを受け、候補地が他の地域と比べて優位性があるかや規模が適正かなどを検討するということです。

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