【巨人】山崎伊織が昨季5勝1敗圧倒のDeNA戦へ気合「自分のボールをしっかり投げる」

投手練習に参加した巨人・山崎伊織

巨人の山崎伊織投手(25)が2戦連続の好投を誓った。

14日のDeNA戦(富山)に先発する山崎伊が13日、ジャイアンツ球場で投手練習に臨んだ。軽めの調整を終えた右腕は「(DeNA戦は今季)初めてなのでしっかりデータ班、キャッチャーと話してやっていきたい」と力を込めた。

前回登板の中日戦(7日、バンテリン)で今季チーム初となる9回119球で完封勝利をマーク。ここまで防御率1・55、3勝0敗と安定している。

右腕にとってDeNAは〝お得意さま〟。昨季は防御率1・65、5勝1敗と圧倒した。「インコースをしっかり攻められて、外(のゾーン)を広げられていた。それにフォークが良かった」と自身の投球を分析。その上で、「相手というよりは自分のボールをしっかり投げるのが大事だと思うので、そっちを優先したい」と意気込む。

DeNAは復帰した筒香が5戦2発と好調。打線の厚みが増しているが、背番号19は「(対戦が)初めてなので。投げてみないと分からない」と初対戦を心待ちにした。

火曜日のローテで回っている今季は鹿児島、ひたちなかに続き富山と、地方球場での登板が多い。「(球場は)みんな初めてですし相手も初めてですし。特に地方だからどうというのはないですね」と冷静に話す山崎伊が2戦連続の完封を目指す。

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