『ベルグレービア 新たなる秘密』インタビュー映像公開 主要キャストが作品の魅力を語る

6月からBS10スターチャンネルで放送される『ベルグレービア 新たなる秘密』より、キャスト&スタッフのインタビュー映像が公開された。

本作は、英国ドラマ『ダウントン・アビー』のクリエイター、ジュリアン・フェローズによる同名小説を題材にしたコスチュームドラマ。『ダウントン・アビー』同様、英国の華やかな階級社会や貴族と使用人の関係などが描かれる。BS10スターチャンネルで6月から放送されるほか、 5月26日13時から吹替版の第1話が先行無料放送されることが決定した。

1871年のベルグレービア。新興成金一族ながら現在は貴族の称号を得たトレンチャード家の嫡男フレデリックは、若く美しい女性クララを見初め、すぐに結婚する。理想的なカップルのふたりだったが、フレデリックは幼少時に父親から受けた扱いにより心に傷を抱え、妻に心を開くことができずにいた。フレデリックに疎遠の弟がいることを知ったクララは、兄弟の仲を取り持つことで夫の心を開かせようとする。一方、フレデリックは事業を拡大するために裕福な未亡人のエタニャック侯爵夫人に近づく。さらに、ベルグレービア社交界のトップに君臨するロチェスター公爵夫妻にも隠された秘密があった。それぞれが抱える秘密が明らかになるにつれ、運命の糸はもつれあい、それぞれの人生は思いがけない方向へと展開していく。

吹替版には、元宝塚男役という経歴を持ち、『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』リタ・レストレンジ役の日本語吹き替えでも知られる森なな子と、『ブリジャートン家』サイモン・バセット公爵役の吹き替えも務めた増元拓也が出演する。

ドラマ『ベルグレービア 新たなる秘密』インタビュー映像
公開されたインタビュー映像には、主人公のクララ役を演じたハリエット・スレーターやフレデリック役のベンジャミン・ウェインライトら主要キャストと、脚本・製作総指揮を務めたヘレン・エドムンドソンが登場。スレーターは、「『ダウントン・アビー』の大ファンだったし1話の脚本を読んで興味を持った。舞踏会のシーンでは“女性はクリノリン着用”とあって、“絶対やりたい”と思った」と、『ダウントン・アビー』のファンであり、コスチューム・ドラマに興味があったことを告白。

また、英国王室唯一の現役俳優としても知られ、本作では公爵夫人役を務めるソフィー・ウィンクルマンも、スレーターと同じく『ダウントン・アビー』ファン=「ダウントニアン」であることを明かしつつ、本作について「人の心をつかみイギリスの文化についても深く知れるドラマだった」、「内容が濃くてスリリングでロマンチックな作品になった」と太鼓判を押した。
(文=リアルサウンド編集部)

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