知人の女性に同意なくわいせつな行為をした疑いで、福島県から会津大学に派遣されている職員の男が逮捕されました。
不同意性交等の疑いで逮捕されたのは、会津大学企画連携課の職員・長田総一郎容疑者（40）です。
長田容疑者は、今年2月下旬、県外のホテルで、知人の女性に対し、同意なしにわいせつな行為をした疑いがもたれています。取り調べに対し、長田容疑者は、容疑を認めているということです。
長田容疑者はおととし4月から、県から会津大学に派遣されていました。逮捕を受けて、大学は会見を開き、「関係者に多大なるご迷惑をおかけした」と謝罪しました。
今年2月の時点で大学側は、事件について把握していましたが、警察から、長田容疑者への「聞き取りはしないでほしい」と要請されていたということです。大学では今後、職員と面談するなど、再発防止の徹底をはかるとしています。
県職員をめぐっては、去年5人が逮捕され、12月には、外部の有識者が再発防止策をまとめたばかりで、これを受け、内堀知事は「危機意識を持って、不祥事を根絶していく」と決意を示していました。
