経営と法律のプロが企業支援で連携強化へ 群馬県中小企業診断士協会・群馬弁護士会

県中小企業診断士協会と群馬弁護士会が、企業支援における連携強化を目指し合同で研究会を開きました。

この研究会は、県中小企業診断士協会と群馬弁護士会が初めて開いたもので、この日は、約60人の会員が出席しました。

群馬弁護士会の松浦貴之副会長は、「弁護士は診断士の専門知識を必要としている。研究会で連携強化を進めたい」と挨拶しました。

そして、県中小企業診断士協会の吉村守会長が、「企業支援に向けた連携の必要性」をテーマに講演しました。吉村会長は、中小企業に求められるのは、物価高や人手不足などの外部環境の変化に対応することとし、DXなどによる事業変革の必要性を訴えました。

中小企業白書による商工会議所や金融機関などに行った調査結果によりますと、中小企業をサポートする約9割の支援機関が互いの連携による課題解決の効果を実感していると回答したということです。

吉村会長は、経営のプロである診断士と法律のプロの弁護士が連携することで、中小企業の支援強化が図れると強調しました。

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