東北最大級ワインイベント 新進気鋭の作り手に聞く

5月12日までの2日間上山市で行われた東北最大級のワインイベント。
出店した新進気鋭のワインの作り手を取材しました。

11年目を迎えた今年は、県内外から過去最多となる51のワイナリーが出店。主催者によりますと2日間でおよそ6700人が来場しました。

「(上山は)どんどんいろんな(ワイン)メーカーが出てきて、盛り上がっていていいと思う。このままぜひワインの街になってほしいです。」

こちらは2022年上山市で創業した「アグリ・クール」。
大阪出身の片寄広朗さんはフランスで6年間、本場のワイン造りを学び、帰国後は国内のワイナリーで働いていました。
そんなワインに精通する片寄さんが移住先として選んだのが上山市でした。

【アグリ・クール片寄広朗さん】
「昔からワイン用ブドウに注目して頑張ってこられた方がたくさんいらっしゃって、自然豊かな環境で、人も優しくて、そういうところで上山はとても素晴らしいと感じています。」
「(Q.アグリ・クールのワインの味は?)すごくスッキリして飲みやすくておいしかったです。」

デラウェアの栽培のほか、他のワイナリーの施設を借りて醸造も行う片寄さん。自身のワイナリーをつくることが目標です。

【アグリ・クール片寄広朗さん】
「農業という自然に関わるところから始まって、それを醸造という作り上げていって、そこから販売までという一貫して全てを担っているというところが面白い」
「(Q.これからも上山でやっていきたい?)そうですね。その覚悟でやっています。」

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